「キャビテーションをやり過ぎたけど大丈夫?」
「キャビテーションをたくさん当てて早く痩せたい」
エステでキャビテーションをやり過ぎると、肝臓に負担がかかって疲れなどの症状が出ることがあります。
一方、自宅でできる家庭用キャビテーションマシンなら、やりすぎることはほとんどありませんよ。
このページで分かること
- キャビテーションと肝臓の関係
- キャビテーションをやり過ぎないためのエステが採っている対策
- 家庭用でキャビテーションしすぎることがない理由
もくじ[ひらく]
エステのキャビテーションは肝臓に負担がかかりやすい
痩身エステのキャビテーションが肝臓に負担をかける理由は、
- 脂肪がたくさん溶ける
- 溶けた脂肪を肝臓に流す施術も同時にする
の2つです。
溶かした脂肪をそのままにしておくと脂肪細胞に取り込まれてしまい、キャビテーションをした意味がなくなります。
そこで、溶けたアブラをカラダのエネルギーとして燃焼したり体外に排出するために、いったん肝臓に送り届けます。
なので、キャビテーションが肝臓の負荷になるんですね。

肝臓に負担がかかると体調に影響が出る
キャビテーションだけではなく、肝臓に負担がかかると体がダルくなったり、重く感じることがあります。
お酒を飲み過ぎると疲れることに、どこか似ていますね。
キャビテーション後は肝臓に優しい食事をしよう
キャビテーション後は、肝臓に負担をかけないように食事を控えておきましょう。
なぜなら、食事で摂った炭水化物・タンパク質・脂質といった栄養分は、肝臓に送られて代謝されるから!
よって、キャビテーション直後にいつも通りとはいえ食事をすることは、肝臓をいじめているのと同じことなんですっ!
「でも、食べなきゃお腹すくよね?」
キャビテーション後の食事を摂るなら、2時間過ぎてから、肝臓に良い食べ物にしましょうね。
▼キャビテーション後の食事の正しい取り方
肝臓をいたわるとダイエット効果が高まる
【注意】キャビテーション後はカロリーの吸収率が爆上がり中
キャビテーション直後は、ゲッソリ減った脂肪を補うために、脂などを溜め込みやすくなります。

食事を摂らない・食べる時間を遅らせることは、キャビテーションの効果を高めるためにも役立つんですよ。
キャビテーションをやり過ぎないためのエステの対策
肝臓の疾患の恐れがないとはいえ、
「臓器に負担がかかるなら、エステでキャビテーションしない方がいいんじゃ?」
と考えるかもしれません。
肝臓に負担をかけ過ぎないように、エステではキャビテーションを受ける頻度(ペース)や1回の部位数を制限していることがほとんどです。
頻度(ペース) | 1回の部位数 |
最短で4日に1回 | 1~2部位 |

エステによっては、1回で半身(4部位)まとめてキャビテーションする代わりに、溶けた脂肪をリンパに流すメニューをしないお店もあります。
キャビテーションの効果は、溶けた脂肪をリンパに流して肝臓に送らないと実感できませんよ。


あなたのカラダを考えたペース配分なので、複数のエステを掛け持ちして毎日受けることはしないでくださいね。
▼私たちが痩せたエステも比較して掲載中
家庭用キャビテーションでやり過ぎることはない
自宅向けのキャビテーションをやり過ぎることがないため、肝臓を心配しなくても大丈夫。
その理由は、2つあります。
- 出力が低く脂肪が溶けにくい
- 脂肪をリンパに流しにくい
脂肪が溶けにくい
家庭用キャビテーションで人気なのは、330kHz帯の超音波を利用している機種です。
kHz(キロヘルツ)が少ないほどキャビテーションとしては優秀で、脂肪が良く溶けるのは17kHz~40kHz。
330kHzは、お肉が柔らかくなったのは分かるけど、それほど溶けません。
エステで使う業務用と同じく25kHzや40kHzを出せるマシンもありますが、業務用よりも超音波が届きにくいため、効果は劣ります。
こちらのページで家庭用キャビテーションで痩せなかった体験記を紹介しているので、よろしければご覧ください。
家庭用+やりすぎ=翌日腕が上がらない
自宅でエステ並に脂肪を溶かそうと思ったら、太ももで40分は必要です。
ただし、ン十万円もするマシンを使った場合ね。
一般的に人気な330kHzマシンだと、2~3時間はかかるでしょう。
この間、ず~~っとキャビテーションをグルグル回しながら当て続けなきゃダメなんです!
きっと、腕パンパン。
それ以前に、1部位に2~3時間かける余裕なんてありませんよね。
家庭用キャビテーションは効果がない理由を紹介しているので、自宅キャビを検討しているならマシンを買う前にご覧くださいね。
脂肪をリンパに流せない
自宅でキャビテーションをた~~っぷりやって、たっくさん脂肪を溶かしたとしましょう。
けれども、上手に強めのリンパマッサージを自分自身にやり続けることが難しいため、肝臓に負担がかかりません。

そのドロドロなアブラ、どうやってリンパに流しますか?
リンパマッサージは、テクニックが必要。
自分でやるのは、とっても難しいですよね。
エステでキャビテーションすると痛いと言われる理由の1つは、ギュッギュッと強めのリンパマッサージをしてくれるからなんです。
▼私たちが痩せたエステも比較して掲載中