キャビテーションで乳化した脂肪は、どうやって体内から無くなるんですか?


キャビテーションすると、
- 脂肪細胞は乳化した脂肪
- 壊れた細胞膜
の2つに分かれます。
細胞膜は、免疫細胞のマクロファージ(白血球)が食べてなくなります。
溶けた脂肪は、体内に残らないように燃やされたり、肝臓で分解されてから尿として体の外に排出されますよ。
燃焼&排出しきれなかった脂肪は、また体に溜まってしまうの。
でも、燃やす&出すのスピードアップで、溶けた脂肪をがっつり減らせるんですよ。

キャビテーションで溶けた脂肪は体外排出・エネルギー消費でなくなる
キャビテーションを当てて壊れた脂肪細胞から、中性脂肪が溶けだして乳化されます。
乳化とは、水と油が混ざってトロトロの液状になる状態のこと。ここでは、体脂肪がトロトロに溶けることです。ラードが液状になる感じですね。
乳化は体内で2~3日続きます。
この間は、
- エネルギーとして燃えやすい
- 分解されて尿として体の外へと排出されやすい
ゴールデンタイムなんです!
まずは、消費効率の良いエネルギーとして使うことから心掛けてくださいね。
次は、なるべく楽してカロリー消費する方法の紹介です。
溶けた脂肪は優先的にエネルギー消費に使われる
キャビテーションで乳化された脂肪(脂肪溶液)は、まずはエネルギーとして使われます。
体脂肪が燃えるメカニズム・・・固まった脂肪を溶かす → 血液に溶け込ませる → 筋肉に運ぶ → エネルギーに変える
脂肪を溶かす(カロリーを使う)のって、とっても大変ですよね。
でも、キャビテーションは脂肪を溶かすので、スグ燃やせるんですよ。

脂肪を燃やす(カロリーを使う)方法は、有酸素運動・高温反復入浴法がラクですよ。
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脂肪は肝臓で分解されて尿になる
キャビテーションで溶けた脂肪は、体中のリンパに運ばれて血液(静脈)に乗り肝臓へ運ばれたあと、水に分解されて尿として外に排出されます。

キャビテーションで乳化した脂肪は肝臓で分解されて、エネルギーとして使えるようになったり水になったり。
その期間(キャビで溶けた脂肪の排出期間は3~4日間)は、肝臓はいつもより大忙しでお仕事してるので、尿が少し多くなるかも?

溶けた脂肪は体の中に残ることもある
実は、溶かしたすべてが燃えたり尿になるワケじゃありません。
エネルギーとして使いきれなかった分は、肝臓で処理されて体の外に排出されますが、さすがの肝臓もすべてを処理することはできません。
燃やされれない・排出されない脂肪は再び血流に乗って、体中の脂肪細胞にコンニチハして取り込まれちゃうわけ。

では、血流に乗る前の脂肪はというと・・・下に続きます。
リンパマッサージで脂肪をその場に残さない
ドロドロ脂肪が血流にのっかるには、まずはリンパに送らなきゃダメ。
そのために、リンパマッサージやマシン吸引をして、なるべく脂肪が残らないようにケアが必要です。

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溶けた脂肪は、いずれリンパを通して排出されます。
でも、これではキャビテーションの効果が表れるまで時間がかかるので「痩せない!効果がない!」と不満を言いたくなるかもしれませんね。
ということで、キャビ単体ではなくリンパマッサージも同時にやってもらうのを忘れずに!
家に帰ってから自分でやるのもいいですね。
ちなみに、トロトロの液状に乳化しているので、固まることはほとんどありません。
脂と水を混ぜて作るマヨネーズが冷蔵庫で固まらないのと同じことですね。

食事からの脂肪分にも注意しよう
食事で油っぽい食事を摂ると、血管の中もアブラ多めになるのはご存じのとおり。
キャビテーションで溶けた脂肪が血液に流れ込んでいるときに、食事で脂肪分を追加しちゃったら、せっかくのキャビテーションも効果がダウンしちゃいますよね。
というわけで、食事からの脂肪の摂り方にも気を配りましょうね。
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脂肪細胞の数が減るのでリバウンドしにくい

キャビテーションでパンッと割れた脂肪細胞。
溶けた脂肪は代謝されてなくなり、細胞壁の残骸は体内のお掃除屋さんであるマクロファージがきれいに食べてくれる。
脂肪細胞の数が減るってことは、余分な脂を溜め込む入れ物が減るのと同じ。
「キャビテーションはリバウンドしにくい」と言われるのは、そのため。
ただし、無節操な食生活をしていると新しく脂肪細胞が増えるんで、キャビテーション後は食生活に気を配ってスタイルをキープしてくださいね。
