「キャビテーションをしたら普通に食事を摂っても大丈夫?」
「食べちゃダメなものとか量が決まっているの?」
キャビテーションで痩せるなら、食事管理は欠かせません。
ここでは、キャビテーションの効果をムダにしないでダイエットするための、キャビテーション前後の食事法をお伝えします♪
キャビテーション後の食事とカロリーの吸収率。食べていいもの悪いもの
ポイント
ダイエットのサポートにキャビテーションを選んだなら、施術後の食事は低カロリー高たんぱくで、水分多めがおすすめです。
その理由は、
- カロリーの吸収を抑える
- タンパク質は脂になりにくい(炭水化物や脂質と比べて)
- 水分多め → 巡りが良くなる → 脂肪の燃焼を促せる
です。
キャビテーションでカロリー吸収率が一時的に高くなる!
キャビテーションは急激に体脂肪が減るため、脳が「飢餓だっ!」と勘違いして、体内に入ってきた脂肪分などを余計に取り込もうとします。
つまり、食べたものの吸収率が高くなっているので、いつもと同じものを食べたとしても、余計にカロリーを摂取しやすい状態なんですね。
なので、キャビテーションを受ける30分前から施術後2時間は食事を摂らないようにしてください!
なぜなら、食べたものが体内で吸収されはじめるのは食後30分後くらいからですし、施術後2時間はキャビテーションで脂肪が分解されているピークタイムだから。
痩せるゴールデンタイムにカロリーを摂取するのは、せっかくのキャビテーションを台無しにしてしまいますよ。
断食はやめておこう
キャビテーション後に断食したら、脂肪を摂取しないし溶けたアブラも燃えそうな気がしますが、絶食するのはNGです。
なぜなら、断食で減るのは脂肪じゃなくて筋肉だから!
とはいえ、体内のメンテナンスになる断食は、巡りが良くなっているキャビテーション後こそうってつけ。
やるなら、水分をたっぷり補給しながらのプチ断食にしておきましょうね。
目安は、24時間ぐらいかな。
キャビテーション前日・当日の理想の食事
食事は、キャビテーションの痩せる効果を左右します。
「何を食べるか」と「いつ食べるか」に気を付けないと、キャビテーションのダイエット効果を100%味わえません。
ここでは、消化の面から、キャビテーション前(前日~当日~後日)のベストな食事を紹介します。
「キャビテーション前に何食べてもOK」はウソ!
「キャビテーション前なら何を食べても大丈夫だよね?」という考えはNGです。
お肉はハイカロリーなうえに消化吸収に時間がかかるので、キャビテーション後のカロリー吸収しやすい時間帯に消化されるかもしれません。
脂は10時間以上かかるとも言われているので、キャビテーションを受ける10時間前は脂たっぷりな肉や揚げ物は控えてくださいね。
キャビテーション前に食べるなら野菜や果物がベスト
キャビテーション前は、トリートメントの30分前~後ろ2時間にお腹がからっぽになるように食事するのがベスト。
野菜は低カロリーなうえに消化にかかる時間はたった1~2時間。果物はそれよりも短い30分で消化されるので、空腹具合と時間を調整するのに便利です。
豆腐(消化時間は2時間)をプラスすると、栄養バランスも良くなって美容面でもウレシイですね♪
物足りないなら、炭水化物(消化時間は2~3時間)をどうぞ。素うどんや蕎麦、塩おにぎりで食べて、肉や天ぷらなどの具と一緒に食べるのは控えておきましょうね。
仕事あがりにエステで施術すると、どうしてもお腹が空きます。「すぐ何か食べたい!」衝動にかられるし、耐えるのもツラいので、あらかじめ軽いものを食べて調整しておいてくださいね。
キャビテーション翌日からの食事
キャビテーション後2時間たてば、いつもと変わらない食事をしてもOKですが、次のことに気を付けてください。
- 量を控えめにする
- 高カロリーなものを避ける
○○ダイエットのように、極端な食事制限をしなくても大丈夫です。
代わりに、溶けた脂肪や老廃物の排出を手助けする水分はたっぷり摂ってくださいね。
摂取カロリーを1,200~1,500kcalに抑えた方が良い!
キャビテーション後の3~4日間は、脂肪が燃えやすくなっているので、できれば、1日の摂取カロリーを1200~1500キロカロリー(成人女性の基礎代謝と同じくらい)に抑えましょう。
人が1日で消費するカロリーの7割は、じっとしてても消費される基礎代謝。残りの3割は、歩いたりなど体を動かしたときに消費されます。
つまり、1,200~1,500キロカロリーは何をしなくても使われるので、体を動かすほど1日のカロリー収支がマイナスになり、キャビテーションで溶けた脂肪がメラメラ燃えます。
1食400~500キロカロリーの食事だから、カロリー計算しないとあっという間にオーバーするので気をつけて!
どんな食事をすればいいの?
低カロリー高たんぱくの食事を、腹八分目で抑えましょう。
低カロリー高たんぱくといえば、鶏肉ですね。なんか男子っぽいけど(笑)
栄養価が高いから、食事を減らしてもしっかり栄養補給できるし、たんぱく質が豊富なので肌や髪の毛にツヤが生まれやすいメリットも。ダイエット中の、髪ボサボサ、肌カサカサとは無縁です♪
なにより、イチバンの魅力は安い!(笑)むね肉で作った鶏ハムなら余計なカロリーを抑えられるし、毎日食べても飽きませんよ。
豆乳は、栄養が豊富でお腹に貯まるので、キャビテーション後の食事にピッタリ。
豆乳の脂肪は植物性だから、カラダに溜まりにくくオススメです。
おすすめ食材
キャビ後の食事は肝臓を助ける意味合いもある
施術後3~4日間は、溶けた脂肪(脂肪溶液)を体外へ排出しようと、体内ではフル稼働で大忙しです。中でも肝臓は特に大変なんですよ。
参考ページ:キャビテーションのやりすぎは肝臓に負担大!体への影響と肝臓の負荷を減らすコツ
体外へ排出するには、リンパや血管から運ばれてきた不要な老廃物たちを肝臓が処理し尿として外に出してます。
いつもより仕事が多くなって疲れ気味ですので、おかゆなど肝臓に優しい食事を心がける必要があります。
糖分の多い菓子類や揚げ物などの脂を使った料理、塩分の多い食事やアルコールも控えるのが無難です。
肝臓に良い食材
【ちょこっとコラム】脂肪について
お肉にたっぷり含まれる動物性脂肪は常温で白く固まるから、「皮下脂肪になりやすいのであまり食べないようにしてください」とキャビテーション後にアドバイスされるほどなので控えましょうね。
鶏むねやササミは脂肪がとっても少ないので安心です。
ナッツ類に含まれる植物性脂肪や魚の脂肪は、からだの中で作られない必須脂肪酸をたくさん含んでいるし、常温でさらさらしてるので体に溜まりにくいんですよ。
キャビテーション後は水分をたっぷり補給しよう
キャビテーション後の食事は少しだけ制限されますが、水分の摂取はめちゃくちゃ推奨されています。その理由は次の2つ。
- 脂肪を体の外に出す
- 脂肪を燃やすために必要
排出と燃焼は、キャビで痩せる大事なことですよね。それと水分がどのようにかかわっているのか紹介します。
水分が脂肪の体外排出を促進する!
体のめぐりを良くするためには、水分が必須なのはもはや常識ですよね。
キャビテーションで溶けた余分な脂肪がリンパに流れるのをサポートするため、水分は必須。
リンパに流さないと溶けた脂肪を代謝する肝臓に届きません。
水分は肝臓の働きを助けるとも言われているので、つまり、水分を摂ると脂肪は体の外にでていくわけです。
脂肪を燃やすには水分が必要!
溶けた脂肪はエネルギーとして使用されます。けれども、脂肪を燃やすために水分が必要なコトはあまり知られていません。
マラソンランナーが水分補給する理由の1つが、脂肪を燃やしてエネルギーを得るためなんです。
水分を取ると脂肪が減る?
キャビで溶けた脂肪を燃やすために水分が必要な理由を分かっていただけましたか?
もちろん、水分は水やお茶などノンカロリーのドリンクを選んでくださいね。
そして、ノンカロリーの水分はしっかり飲む!
脂肪を燃やしてキャビテーションの効果を高めるやり方もご覧いただいて、1日でも早く痩せてくださいね!
キャビテーション後のコーヒーで脂肪を燃やす
コーヒーには、脂肪を燃やすお手伝いをするカフェインとクロロゲン酸が含まれています。
- カフェイン:消化酵素「リパーゼ」を活発にして脂肪を燃やす。
- クロロゲン酸:ポリフェノール。脂肪を分解して、吸収を抑える効果がある。
飲むタイミングは、キャビテーションの20~30分前かキャビテーション後がオススメ。
施術前に飲むと、キャビテーション中の脂肪燃焼を促してくれます。
キャビテーション後に飲むと、溶けた脂肪をさらに燃やすサポート役になりますよ。
エステ後食事してしてまったなら
エステ後に食事をしてしまっても、脂っぽいものや炭水化物を摂り過ぎていなければ大丈夫。
揚げ物やお米などを食べてしまったなら、ジョギングや筋トレでカロリーを消費しましょう。
キャビテーションして4日以内なら脂肪分が燃えやすいので、エステ後の食事をなかったことにしやすいんです。
次からは、食後にコーヒーや緑茶を飲んで、脂肪の吸収を抑えるようにするといいですね。
緑茶がおすすめ